1990年代中盤以降 卓球金メダリスト列伝

2006年 ブレーメン大会 中国−韓国

世界卓球06年ブレーメン大会、団体決勝は中国対韓国のアジア勢で争われました。韓国はアテネ五輪金メダリストの柳承敏が、世界王者・王励勤とフルゲームの接戦を繰り広げますが惨敗。結局、世界ランク1〜3位をそろえる中国がストレートで勝利し、団体戦3連覇を成し遂げました。

優勝:中国
準優勝:韓国
3位:ドイツ

決勝(中国‐韓国)
王励勤‐柳承敏(2番)
馬琳‐李廷祐(3番)
準決勝(中国‐ドイツ)
王励勤‐ティモ・ボル@
王励勤‐ティモ・ボルA
王励勤‐ティモ・ボルB
王励勤‐ティモ・ボルC
王励勤‐ティモ・ボルD
王励勤‐ティモ・ボルE
その他
ズュース‐スミルノフ@
ズュース‐スミルノフA
ズュース‐スミルノフB(決勝トーナメント1回戦)
ティモ・ボル‐陳衛星(予選トーナメント)
岸川聖也‐ヨーベル
岸川聖也‐エロワ
シュラガー‐クレアンガ

2004年ドーハ大会 中国−ドイツ

世界卓球選手権04年ドーハ大会、団体決勝は中国−ドイツとなり、3−0で中国が金メダルを獲得しました。大会を通じて、中国が失点したのはオーストリア戦で馬琳がシュラガーにゲームオール9本で敗れた1点だけという、完全優勝。圧倒的な力の差を見せ付けました。

また、この大会で日本は1勝も挙げることができず、最下位の12位。「ドーハの屈辱」と言われる大会になってしまいました。

優勝:中国
準優勝:ドイツ
3位:韓国

準決勝 ドイツvs韓国
ティモ・ボルvs朱世赫@
ティモ・ボルvs朱世赫A
ティモ・ボルvs朱世赫B
ティモ・ボルvs朱世赫C
予選リーグ ドイツvsスウェーデン
ティモ・ボル‐パーソン@
ティモ・ボル‐パーソンA

2001年大阪大会 中国−ベルギー

卓球世界選手権、2001年大阪大会では、ついに中国が全7種目を完全制覇、圧倒的な実力を見せ付けました。これ以降現在に至るまで、2003年パリ大会のシュラガーを唯一の例外に、全種目全ての金メダルを中国が独占しています。

しかし男子団体準決勝では、中国と韓国が大激戦。2−2で迎えたラストの試合、劉国正vs金択洙戦では、合計7度のマッチポイント握られながら、ワンチャンスをものにした中国・劉国正が勝利!卓球史上最高の激戦として、語り継がれる一戦となりました。

優勝:中国
準優勝:ベルギー
3位:韓国、スウェーデン

劉国正vs金択洙

2000年クアラルンプール大会 スウェーデン−中国

世界卓球'00、20世紀最後の団体戦は、再びスウェーデン−中国という組み合わせになりました。ワルドナー、パーソンの2人もすでにピークをすぎ、中国有利といわれていた決勝戦でしたが…。卓球史に残る大激戦となりました。

また、この大会で日本は銅メダルを獲得。81年ノビサド大会以来、19年ぶりの団体戦のメダルを手にしました。

優勝:スウェーデン
準優勝:中国
3位:イタリア、日本

ワルドナー‐劉国梁@
ワルドナー‐劉国梁A
ワルドナー‐劉国梁B
孔令輝‐ワルドナー
パーソン‐劉国梁

2007年ザグレブ大会 王励勤

世界卓球'07ザグレブ大会は、前回上海大会と同じ、王励勤vs馬琳で決勝が争われ、王励勤が2大会連続で世界チャンピオンの栄誉を手にしました。3回目の優勝は、男子では史上4人目の快挙。歴史にその名を刻む偉大な勝利となりました。方や逆転で、またもや優勝を逃してしまった馬琳。無念の3度目の決勝敗退となってしまいました。

王励勤 4(-4,-8,5,-4,9,8,6)3 馬琳

優勝:王励勤
準優勝:馬琳
3位:柳承敏(韓国)、王皓(中国)

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2005年上海大会 王励勤

世界卓球'05上海大会では、地元出身の王励勤が、大阪大会以来2度目の優勝で、チャンピオンに返り咲きました。決勝の相手は、同じ中国の馬琳。99年アイントホーヘン大会以来6年ぶり2度目の決勝進出でしたが、初優勝の悲願はなりませんでした。当時の世界ランキング1位・シェークハンドの王励勤と、ランキング2位・ペンホルダーの馬琳。頂点をかけた戦いをご覧ください。

王励勤 4(9,-3,-8,9,9,7) 2 馬琳

優勝:王励勤(中国)
準優勝:馬琳(中国)
3位:呉尚垠(韓国)、メイス(デンマーク)
   

2003年パリ大会 シュラガー

世界卓球'03パリ大会、優勝者はオーストリアのシュラガーでした。99年アイントホーへン大会で3位に入賞、この大会で優勝し、オーストリアに65年ぶりのタイトルをもたらしました。YGサービスと呼ばれる逆横回転サービスを最初に使い出し、それらのサービス、レシーブからの両ハンド攻撃を得意とする選手です。前陣での超攻撃的なカウンタープレーが特徴です。

このパリ大会決勝の相手は、韓国のカットマン、朱世赫。シュラガーは孔令輝王励勤の2人の元王者を、朱世赫は馬琳、クレアンガと、お互いに神がかり的な当りで強豪を連破、決勝まで進出してきました。

優勝:シュラガー(オーストリア)
準優勝:朱世赫(韓国)
3位:孔令輝(中国)、クレアンガ(ギリシャ)

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2001年大阪大会 王励勤

世界卓球'01大阪大会、21世紀最初の世界チャンピオンは、中国の王励勤でした。恵まれた体格から放たれる強烈な両ハンドドライブで、中国のエース孔令輝(95年天津大会、00年シドニーオリンピック金メダル)を逆転で下し、初の世界制覇を果たしました。弱いといわれ続けていたメンタル面を克服し、ここから王王朝が始まることになります。

優勝:王励勤(中国)
準優勝:孔令輝(中国)
3位:蒋澎龍(台湾)、馬琳(中国)

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1999年アイントホーヘン大会 劉国梁

世界卓球'99アイントホーヘン大会の優勝者は、中国の劉国梁。95年天津大会で銀、96年アトランタオリンピックで金、そしてこの大会でついに世界選手権のタイトルを獲得し、「大満貫」(世界選手権・オリンピックの全ての種目で優勝)を達成しました。中国伝統の表ソフト前陣速攻に、裏面打法という新しいスタイルを取り入れた、劉国梁の見事な優勝です。

この決勝戦の相手は、馬琳(若い方)。前回マンチェスター大会の金・銀、サムソノフとワルドナーという強豪を連破し、決勝に駆け上がりました。フルセット・ジュースの熱戦をご覧ください。

優勝:劉国梁(中国)
準優勝:馬琳(中国)
3位:シュラガー(オーストリア)、ワルドナー(スウェーデン)

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1997年マンチェスター大会 ワルドナー

世界卓球'97マンチェスター大会、優勝者はスウェーデンのワルドナーでした。緒戦から決勝戦まで、ただの1ゲームも落とさない完全優勝で、2度目の世界制覇を果たしました。

この大会の決勝の相手は、ベラルーシのサムソノフ。ワルドナーとサムソノフは世界選手権、オリンピック、ヨーロッパ選手権などで数々の激闘を繰り広げてきました。動画は'05年世界卓球上海大会4回戦での、両者の対戦です。

優勝:ワルドナー(スウェーデン)
準優勝:サムソノフ(ベラルーシ)
3位:閻森(中国)、孔令輝(中国)

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1995年天津大会 孔令輝

世界卓球'95天津大会の金メダリストは、中国の孔令輝でした。後にシドニーオリンピックでも、金メダルを獲得することになります。

決勝の相手は、同じ中国の僚友・劉国梁(青いユニフォーム)。団体決勝ではメンバーから外れた、当時の若手2人が決勝へ進出しました。この2人は中国が威信をかけて強化した若手選手。孔令輝はヨーロッパへ卓球修行に出して技術を磨き、劉国梁は中国国内純粋培養ながら、ペンホルダーの「裏面打法」という新技術を身につけ、世界の頂点へ駆け上がり、中国に6年ぶりに個人戦金・銀メダルをもたらしました。以降、再び中国が圧倒的実力で世界をリードすることになります。

優勝:孔令輝(中国)
準優勝:劉国梁(中国)
3位:丁松(中国)、王涛(中国)

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2004年アテネオリンピック 柳承敏

2004年アテネオリンピック卓球金メダリストは、韓国の柳承敏でした。韓国の伝統、ペンホルダードライブで、素早いフットワークを活かしたダイナミックなプレーが特徴、世界最速のドライブの使い手です。決勝戦の相手は、中国の王皓。裏面ドライブを狙い撃ちする戦術で、分が悪かった相手に勝利。王者中国の牙城を突き崩し、金メダルをものにしました。

金:柳承敏(韓国)
銀:王皓(中国)
銅:王励勤(中国)


2000年シドニーオリンピック 孔令輝

20世紀最後のオリンピック、シドニー大会の金メダリストは、中国の孔令輝でした。「精密機械」と呼ばれたほど正確な技術で中国男子初のシェークドライブ型世界チャンピオンとなり、全ての世界タイトルを総ナメにした名選手です。

シドニーオリンピックのベスト4は、全て90年代の世界選手権チャンピオン(銀:ワルドナー/89,97年、銅:劉国梁/99年、パーソン:91年)。20世紀の最後を締め括るにふさわしい金メダルです。

金:孔令輝(中国)
銀:ワルドナー(スウェーデン)
銅:劉国梁(中国)

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1996年 アトランタオリンピック 劉国梁

'06アトランタオリンピック卓球男子シングルス金メダリストは、中国の劉国梁(白いユニフォーム)でした。それまでの中国の伝統であった、ペン表ソフト前陣速攻に「裏面打法」という新技術を取り入れ、前年の世界卓球選手権天津大会で、初出場ながら銀メダルを獲得。後に世界戦の全てのタイトルを奪取することになります。相手は中国団体戦の主力メンバー・王涛です。

95年の地元開催の世界選手権に向け、中国は若手を徹底強化。再び圧倒的実力で世界をリードし始めます。

金:劉国梁(中国)
銀:王涛(中国)
銅:ロスコフ(ドイツ)

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